MESSAGE.
社名の「リベルタ」は、イタリア語の「liberta」(=自由)という言葉に由来しています。初めて海外を旅した時に出会ったイタリアの人たちは、陽気で明るく楽観的、無邪気でちゃめっ気があっておおらか、オープンで人懐っこく人間味豊か、そして純粋で素朴・・・、人それぞれが思い思いに自由に活き活きと人生を楽しんでいるように見えました。私たちの会社は、そんなイタリアで目にした光景のように「自由闊達でありたい」という思いを込めて命名されています。この「自由闊達」という言葉は、パーソナルコンピュータやスマートフォンを世に広めたApple Inc.(アップル)の共同創業者Steve Jobs(スティーブ・ジョブズ)が、「Stay hungry, Stay foolish」(ハングリーであれ、分別くさくなるな)と表現したことと同様の意味合いだと私は解釈しています。つまり人から愚か者と言われようが、常識や既成概念、人の評価などに振り回されることなく、制約を受けず、縛られず、思うがままに身軽に自分の人生を生きよう。自分の内なる声に素直に耳を傾けて生きていれば、人生最後の日をいつ迎えたとしても悔いは決して残らない、という考え方です。また「自由闊達」という言葉が好きな理由には、私の二つの体験も影響しています。16歳の時の高校中退と24歳の時の母の死です。高校に通わないという選択をして人と違った道を歩んだことは、人それぞれが違った人生を選択しても、生き方がふぞろいであっても幸せだと思える多様性豊かな世界を創りたい。自分がその伝道師になるべきだ、という使命感に。そして自分も母と同様にいつか死ぬということを知ったことは、自分にとって本当に大事なこととは何なのか? 明日が人生最後の日だったとしたら自分は今日何をしていたいか? 命は有限なのだから素っ裸になった本当の自分に正直に生きなければならない、という起業の原動力になりました。このような自分の原体験から湧き溢れ出る思いがリベルタ株式会社の創業という形となり、自由な生き方を応援したいという企業理念となり、「自由闊達」という言葉をまとい、当社のミッションともなっています。人生の時間は限られています。私たちと一緒に、世界を「自由闊達」にするエキサイティングな旅に出ましょう。
代表プロフィール
澤野 啓次郎 (Keijiro Sawano)代表取締役 CEO & Founder – 山口県萩市(旧・須佐町=人口2,300人の山陰の漁村)出身。世界40ヶ国を歴訪。国内旅行業務取扱管理者。一級小型船舶操縦士。國學院大學文学部卒業後、株式会社シンコー・ミュージックにて雑誌広告に携わる。株式会社ウォーカープラス(現KADOKAWA) ではセールスマネージャーとして「グルメウォーカー」、新規事業責任者として「ウエディングウォーカー」を立ち上げる。2005年ヤフー株式会社入社。デジタルマーケティング、決済ソリューションに従事した後、全社サービスを横断する特集チームのWEBプロデュース兼ディレクション職リーダーとして人気企画を量産。また2013年からは東南アジアにおけるJV設立プロジェクトマネージャーとして、プロダクトとビジネスの両サイドにおいて海外事業をリード。2014年リベルタ株式会社を設立、代表取締役就任。IT・コンテンツ事業、アクセラレータプログラムのメンター、スタートアップ支援事業等を手がけ、2017年からは地域活性を図るインバウンドトラベル事業「ハートランド・ジャパン」を開始。外国人目線によるクロスカルチャーイノベーションを掲げ、世界視点で地域の魅力を発掘し、訪日観光客を僻地を含む日本の隅々まで送り込むことに注力。アドベンチャートラベルの要素を取り入れた田舎周遊型のツアーを開発し、世界に販売することで、地域活性を図っている。なお2015年4月からは山口県東京営業本部支援アドバイザーも務めている。