こんにちは。リベルタ株式会社です。
リベルタのシステム開発部は、「テクノロジーの増幅で、地域を熱くする」を掲げ、お客様の事業に深く潜り込み、共に未来をつくる伴走型の支援を行っています。
今回、スポットライトを当てるのは、太陽光発電所のセカンダリー(中古売買)市場において、国内屈指の成約実績を誇る株式会社グッド・エナジー様(東京都台東区)です。
株式会社グッド・エナジー公式サイト:https://good-energy.co.jp/

同社が展開する「セカンダリー(中古太陽光発電所)事業」では、仲介から管理、メンテナンスまでを一気通貫で手掛けています。しかし、全国規模で加速するビジネスの裏側では、膨大な物件データや複雑な保守案件の管理など、アナログな運用では限界を迎えつつある「成長の痛み」に直面していました。
そこでリベルタは、このセカンダリー事業の要となる「顧客管理」「発電所管理」「メンテナンス案件管理」の三つのシステムを統合的に構築・刷新。2024年末に開発がスタートし、2025年3月より稼働がスタートしています。
今回は、セカンダリー事業部 セカンダリー事業課 主任 鈴木晴香様、同副主任 髙塚智美様へのインタビューを通じて、リベルタがどのように事業の想いをシステムへと翻訳し、お客様に伴走してきたのか、その軌跡をご紹介します。
「時間がいくらあっても足りない」アナログ管理の限界点
――まず、システム導入前は、一つひとつの太陽光発電所をどのように管理されていたのですか?
鈴木氏 一部クラウドアプリも併用していましたが、基本的にはエクセルでの管理でした。事業の立ち上げ当初はそれで回っていたのですが、いまや管理物件数は600を優に超えています。今後も右肩上がりで増えていくことが確実ななか、アナログ管理はもはや限界を迎えつつありました。
太陽光発電所というのは、毎日どこかで何らかの異常が発生するものです。そのたびに修理会社への見積依頼、発注、請求書の照合といった一連のフローをすべて手作業で行っていましたので、まさに時間がいくらあっても足りないという状況で、どうしてもヒューマンエラーが起きてしまう。日に日に、「このままでは立ち行かなくなる」という危機感が強まっていました。

主任の鈴木晴香様
――具体的に、どのようなエラーが課題となっていたのでしょうか?
鈴木氏 たとえば、メンテナンスが必要な物件の情報を目視で探し、手打ちで他のファイルに転記していたので、地番が近い別のお客様の情報を誤って入力してしまったり。修理のため、現地に着いた業者さんから、「発電所が違う気がするのですが……」と問い合わせが入ることが何度かあり、大きなエラーが起こる前にどうにかしなければ、と思っていました。
10社以上の検討を経て選んだ、リベルタの「圧倒的な事業理解」
―― システムへの舵切りは、鈴木さんからのご提案だったそうですね。
鈴木氏 そうです。当時の上長に相談したところ、「エクセルでの管理はどんどん無くしていこう」ということで方向性が決まり、独自システムを開発することになりました。目指したのは、O&M(Operation & Management:運行管理と保守点検)の発注から請求書発行まで一元管理できる仕組みづくりです。そのためには「顧客管理」「発電所管理」「メンテナンス案件管理」の三つを同時にシステム化する必要がありました。
―― 開発会社は、どのようにお探しになったのでしょうか。
髙塚氏 すでにお取引のある会社に相談したり、マッチングサイトを利用したりしました。最終的にお話を伺ったのは5社ほどでしたが、相見積もりは10社近くに依頼したと思います。

副主任の髙塚智美様
―― そのなかから、リベルタをお選びになった決め手を教えてください。
鈴木氏 事前に資料をお渡ししてはいたのですが、初回の打ち合わせでリベルタさんが出してくださった提案が、私たちの説明を必要としないほど的を射ていたんです。「どこよりも事業理解が深い」と感じたことが、一番の決め手でした。
20分の作業を5分に短縮! 劇的な業務効率化の実現

―― 以前のエクセル管理と比べて、現在はどう変化しましたか?
鈴木氏 本当に画期的です! たとえば業者さんへの見積依頼も、システムから一括送信できるようになりました。以前は物件の写真や地図を毎回検索して添付し、定型文を整えて……と、1件送るのに最低20分はかかっていましたが、今は必要な情報を選択するだけでメール本文まで完成するので、5分もかからず終わります。
髙塚氏 社内承認のデジタル化も大きいです。以前はエクセルで作成した発注書を印刷し、自分と上長2名の計3人分の押印をもらう必要がありました。今はシステム上の「押印依頼ボタン」を押すだけで自動通知が飛び、電子スタンプで完結します。印刷の手間もゼロになり、紙の原本を書架で管理するようなフローも無くなったことは劇的な変化です。想定していたよりも使いやすく、とても満足しています。
―― リベルタとのやり取りで印象に残っていることはありますか?
鈴木氏 開発は、実務担当の私と髙塚からリベルタの小日向さん(リベルタCTO)に直接依頼する形で進めてきました。
私たちはシステムには詳しくありませんが、「ボタン一つで契約書や地図を開けるようにしたい」といった要望を出すと、「それなら、こういう見せ方はどうですか」と常にプラスアルファの提案を返していただけたことは頼もしかったです。
髙塚氏 率直に、困ったことが一度もありませんでした。お返事が早く、やり取りが非常にスムーズなのが安心感につながっています。Slackで絵文字を交えながら明るい雰囲気で進めてくださるので、私たちも気兼ねなく相談できて、本当に助かっています。
「除草管理も異常対応も、すべてシステムで」リベルタと描く、業務完結へのロードマップ
―― 今後の開発予定について教えてください。
鈴木氏 第1フェーズとして優先度の高い案件管理を構築しましたが、第2フェーズではエンドユーザー様への運用も視野に入れた機能開発を予定しています。なかでも、太陽光発電において避けて通れない「除草管理」の効率化が大きなテーマです。

周囲の雑草が生い茂り、太陽光パネルに被ってしまうと、その部分の発電能力が下がってしまう。そうならないよう、定期的な除草は欠かせない作業という。
髙塚氏 太陽光発電所は家屋と同じく、構造物として外に建っているので、周囲に草が生い茂ると、発電パネルに影ができてしまいます。すると、その部分は発電できなくなるので、当社では一つの発電所につき年3回の除草を行っています。ただ、管理物件が600拠点あれば、年間1,800回も同じ依頼を繰り返すことになります。進捗もバラバラなこの膨大な作業を、最後の工程である報告書作成に至るまで、システム上で自動化することを目指しています。
―― まだまだ当社の力を発揮できる部分はありそうですね! ちなみに、どのような企業に、リベルタをお勧めしたいですか?
鈴木氏 私たちのようなセカンダリー事業や、不動産メンテナンスを営む会社さんで、同じような悩みを抱えている場合には、ぜひお勧めしたいです。エクセルやスプレッドシートでの共有管理に限界を感じているなら、システムへの刷新で業務は劇的に変わるはずです。
髙塚氏 人の力で頑張ればなんとかなる、というフェーズを超えてしまうと、どうしてもヒューマンエラーが起きてしまいます。その境界線で悩んでいる会社さんに、ぜひお勧めしたいです。
―― 今後、リベルタに期待することをお聞かせください。
鈴木氏 リベルタさんは私たちの業務を深く理解し、常に複数の選択肢を提案してくれます。完成度をさらに高めるべく、最後まで伴走支援をお願いしたいと思っていますし、現状の開発のみならず様々な課題について相談できればと思っています。今後ともよろしくお願いします!

お二人のお話を伺いながら、リベルタが構築したのは単なる管理ツールではなく、急成長する事業を支える「安心感」そのものだったのだと、改めて実感しました。
セカンダリー事業のさらなる飛躍に向けて、リベルタはこれからもグッド・エナジー様の一員のような熱量で、共に走り続けてまいります。
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