こんにちは。リベルタ株式会社です。
これまで本noteでは、主にツーリズム事業の最前線や、メンバーの等身大の姿をお届けしてきました。しかし、今回、スポットライトを当てるのは、私たちのもう一つの核である「IT事業」です。
リベルタのシステム開発部は、「テクノロジーの増幅で、地域を熱くする」を掲げ、受託開発に留まらない伴走型の支援を行っています。
そこで今回は、リベルタの大切なパートナーであり、「通信事業の風雲児」として躍進を続ける株式会社FREEDiVE様へのインタビューを通じ、リベルタがどのように技術を届け、価値を共創しているのか、詳しくご紹介します。
株式会社FREEDiVEについて
2016年の創業以来、茨城県つくば市を拠点にWEBマーケティングを核として急速な成長を遂げてきた通信ベンチャー企業です。創業当初はアフィリエイト広告に特化したマーケティング支援を主軸としていましたが、事業を通じて培った「通信」と「人材」の分野における強みを背景に、2019年秋、通信事業へと大きく舵を切りました。現在は、WEBマーケティングのノウハウを最大限に活かしつつ、新たな通信サービスの価値創造に取り組みながら、多様なニーズに応えるサービスを展開しています。
なお、2025年11月27日に、株式会社ワイヤレスゲートへの仲間入りを果たしており、今後は、同社が持つ訪日インバウンド向けプラットフォームや、大手家電量販店との強固な提携関係を活用することで、従来の強みであるオンライン集客に加え、オフライン(実店舗)分野への進出も加速させていく方針です。

主なサービスラインナップ:
4大キャリアの回線を最適に利用できるクラウドSIM型ルーター「MUGEN WiFi」 https://mugen-wifi.com/
コストパフォーマンスを追求した「AiR-WiFi」 https://wifi-airwifi.com/
高速通信に対応した「5G CONNECT」 https://5g-connect.net/
海外旅行者向けeSIMサービス「SkyeSiM」 https://e-freedive.com/
リベルタは、2024年7月に開始された「SkyeSIM(スカイイーシム)」の開発パートナーを務めており、現在もサービス拡充に向けた「次の一手」を共創するパートナーとして伴走しています。

インタビューにご協力いただいたのは、株式会社FREEDiVEの富塚大海氏(Digital Communication事業本部 事業戦略・マーケティング統括兼「SkyeSIM」運営責任者)と、開発担当の高橋承平氏です。お二人に開発の背景やリベルタを選んだ理由、今後の展開まで、さまざまな角度からお話を伺いました。
エンジニア不在の壁。私たちが求めたのは「共に育つ」関係性
――今回、リベルタに開発をご依頼いただいた経緯を聞かせてください。
富塚氏 当社はマーケティングに強みを持つ一方で、長らく社内にエンジニアが不在だったため、新しいアイデアを実現する際は常に外部へ開発を依頼してきました。しかし、当時は社内に開発のノウハウが乏しく、いわば要点以外の細かい仕様はほぼお任せしてしまう状態になっていました。その結果、私たちの伝え方不足からミスコミュニケーションが生じ、開発パートナーの方々に無理をお願いしてしまうことも少なくありませんでした。
そうした反省から、「単に納品を待つ関係」ではなく、私たちの発注スキルそのものを引き上げながら、共に歩んでくれるパートナーを探し始めました。

「SkyeSIM」運営責任者である富塚大海氏
最初は国内のモバイルWi-Fi事業で良きパートナーと出会え、現在に至るまで力を発揮していただいているのですが、次の展開として海外向けeSIM事業を立ち上げるにあたり、そのパートナー企業から「海外市場の知見が深いチームと組むのがベストではないか」とアドバイスをいただきました。
そこで、海外市場に適合した開発ができる新たなパートナーを探すなか、出会ったのがリベルタさんです。ちょうど当社にエンジニアの高橋がジョインするタイミングとも重なり、単なる受託開発ではなく、「将来的な内製化も見据えたエンジニア組織の構築」まで一緒に伴走してほしい。そんな想いをお伝えし、今回のご縁につながりました。
――新たな開発パートナーを探すにあたり、多くの企業を検討されたと思うのですが、そのなかからリベルタを選ばれた決め手は何だったのでしょうか。
富塚氏 代表澤野さんのお人柄が大きかったです。澤野さんは私たちの要望を汲み取りながらも、「こういう開発の進め方がいいんじゃないですか」のように、さまざまな提案を返してくださって。いわば、私たちクライアントの“御用聞き”ではないスタンスに、「安心して任せられる」と感じました。
事業の想いを「開発言語」へ。リベルタが果たした翻訳者の役割
――開発がスタートして以降、現場メンバーとのやり取りで印象に残っていることはありますか?
高橋氏 特に印象的だったのは、サーバー移管の際のエピソードです。当時、私はまだインフラ周りの知識が乏しく不安も多かったのですが、リベルタのエンジニアである小林さんは私の細かな質問にも一つひとつていねいに耳を傾け、根気強くレクチャーしてくださいました。
また、私たちが「こういうものをつくりたい」と提案するたびに、小林さんからは「こうすればもっと良くなるのでは?」というプラスアルファのアドバイスを常にいただけたこともありがたかったですし、専門外の人間に対しても、エンジニアリングの視点から「どう進めるべきか」を分かりやすく言語化して伝えてくださる姿勢は、非常に勉強になりました。

「SkyeSIM」の開発に携わるエンジニアの高橋承平氏
おかげさまで、今では社内の要望に対しても「開発の観点からはこうすべきだ」と自分なりに判断できるきっかけをいただいたと感じています。単なるシステム開発に留まらず、多くの知見を授けていただいたことに深く感謝しています。
驚異の少人数運用を実現。経営を支える強固なシステム基盤
――現時点で、想定されていたプロダクトは形になりましたか? ローンチ後の使い勝手についても教えてください。
富塚氏 eSIMのプラン構築が劇的に効率化されている点は、一番のポイントです。eSIMには5,000にも及ぶ膨大なプランが存在し、通常であれば30名規模のチーム体制で管理するような領域ですが、リベルタさんが構築してくれたシステムのおかげで、私たちはわずか1〜2名で運用できています。事業改善のスピードが上がったことはもちろん、経営の観点からも、人件費を抑えつつ高効率な運営ができる体制が整ったことは本当にありがたいですね。
高橋氏 システム構成が非常に体系的で、コード一つをとっても可読性が高く、「正しく管理されている」ことが一目で分かります。現場のメンバーからも「扱いやすい」と非常に好評です。土台となる基本機能がしっかり作り込まれているので、今後は自社内での機能追加も見据えながら、システムの利便性やUI/UXのレスポンスをさらに磨き上げていきたいと考えています。
攻めの開発で挑む三つのマーケット

FREEDiVE社が運営する「SkyeSIM」は、日本国内で即日使える格安eSIMとして知られている
――「SkyeSIM」の今後の展望について聞かせてください。
富塚氏 「SkyeSIM」はリリースから1年半で、国内eSIM市場において主要な一角を占めるまでに成長しました。しかし、私たちが理想とする事業モデルからすれば、まだ3分の1も達成できていない状態です。
ここからさらに攻勢をかけるべく、まずは国内(日本人の海外渡航および国内利用)コンシューマーに向けたモバイルアプリの開発を進めています。アプリを介することで、ワンタップでeSIMを有効化できる圧倒的な利便性を提供したいと考えています。
その先には、現在準備を進めている「訪日インバウンド」市場、さらには日本を経由しない「海外間のマルチバウンド」市場への進出を見据えています。これら三つの領域すべてでナンバーワンを目指すのが私たちの目標です。
ただ、私たちの独力だけでは、達成までに膨大な時間がかかってしまいます。最短距離で頂点に立つために、今後は代理店様やパートナー企業様との連携を強化し、成長スピードを加速させる必要があります。そのための法人向け管理画面の開発や、サブスクリプション型サービスに対抗する「月額制・音声通信eSIM」の展開も視野に入れています。音声通信eSIMの提供には本人確認システム(eKYC)の実装が不可欠ですので、こうした高度な仕組みづくりが、これからの大きなテーマになってくるでしょう。
高橋氏 開発領域においては、事業の急成長を支えるための「足腰」をさらに強めていくフェーズだと考えています。具体的には、UI/UXの抜本的な改善、セキュリティのさらなる強化、そしてインフラコストの最適化です。今後迎える大きな飛躍に向けて、どんな負荷にも耐えうる万全の準備を整えていきたいですね。
――リベルタがお手伝いできる余地は、まだまだありますでしょうか?
富塚氏 もちろんです。事業拡大にともない、パートナーとなってくださる開発会社様は徐々に増えていますが、私たちはやはり「SkyeSIM」をゼロから共に立ち上げてくださったリベルタさんと一緒に、この事業を大きく育てていきたいという強い想いがあります。
私はつい「集客をさらに伸ばそう」「市場シェアを一気に広げよう」と風呂敷をどんどん広げてしまうタイプなのですが(笑)、リベルタさんには、そこに冷静な視点で優先順位を示してくださるような、良い意味での「ブレーキ役」も期待しています。
――当社は、インバウンドを中心としたツーリズム事業も展開しており、この領域の知見を御社の事業でも活かせるのでは、と思っています。
富塚氏 そこは私たちも大いに期待している部分です。事業展開上のあるべき姿として、訪日インバウンドの需要の取り込みはマストだと思っていますので、プロの視点からアドバイスをいただき、開発やUI/UXに反映していけたら、なお心強いです。
「分からない」と言える安心感。現場を支えたウェットな伴走

――現在、開発パートナーを探している企業にリベルタを推薦するとしたら、どのような点をお勧めされますか?
富塚氏 当時の私たちのように、「やりたいことは明確だが、システムとしてのあるべき姿が決まっていない」という企業様にぜひお勧めしたいです。開発の知見がなく、何から手をつければ課題が解決するのかさえ見えない。そんな「ないない尽くし」だった私たちによりそい、事業の想いを「開発言語」へと見事に翻訳してくださったのがリベルタさんでした。こうした、密度の濃い「ウェットな伴走」を求めている企業様には、まさにこれ以上ないパートナーだと思います。
高橋氏 つくって終わりではなく、その後の機能追加や修正までを見据えたサポートをしてくださる点ですね。 私たちのざっくりとしたリクエストにも、ヒアリングを通じて常に最善策を導き出し、アドバイスをいただけます。また、エンジニアの方はもちろん、ディレクターもていねいな方ばかりです。開発中も「迷っていることがあれば、いつでも相談してください」と声をかけてくださるなど、こちらが分からないことを「分からない」と安心して口にできる環境をつくってくださいました。この安心感こそが、スムーズな開発を実現できた一番の理由だと思っています。
――改めて、今後のリベルタに期待することをお聞かせください。
富塚氏 私たちにとってリベルタさんは、単なるお取引先という枠を超えた存在です。「SkyeSIM」をゼロから共に立ち上げ、同じ高みを目指して走り続ける大切な「チームの一員」だと思っています。これからも「チームSkyeSIM」として、一緒に世界一を取りに行きましょう!
高橋氏 私たちの組織には、まだまだ開発の知見が必要です。これからもリベルタさんの知恵をお借りしながら、より良いプロダクトを追求していきたいと考えています。一人でも多くのお客様に「SkyeSIM」の便利さをお届けするべく、引き続きよろしくお願いします。

FREEDiVE様からいただいた「事業を開発言語へと翻訳してくれた」という言葉。それは、私たちが掲げる「テクノロジーの増幅の力」が、お客さまの事業と深く結びついた証だと感じています。
単にシステムをつくるだけでなく、ときに「チームの一員」として、ときに「冷静なブレーキ役」として共に歩むこと。それこそが、リベルタが追求する開発のあり方です。
世界一を目指す「SkyeSIM」の挑戦に、これからも全力で並走してまいります。
リベルタのIT事業・システム開発支援について
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