2025年版の選出を受け、先進地域として今年1月には他自治体の視察を受入。国際認証を「選ばれて終わり」にしない、実践的な成果へ導く伴走型サポートを加速
ツーリズムを通じたまちづくりの実行支援パートナーであるリベルタ株式会社(本社:東京都新宿区、代表:澤野 啓次郎)はこのたび、株式会社南信州観光公社(本社:長野県飯田市、代表:高橋 充)より、2026年版「世界の持続可能な観光地TOP100」のエントリー支援事業者に採択されました。本取組みにおける採択は2023年度から3年連続、エントリー支援は2回目となります。
「世界の持続可能な観光地TOP100」に選出された南信州の取り組みについて
南信州は、昨年9月、オランダに本拠を置く国際的な観光認証機関 Green Destinations より、「世界の持続可能な観光地TOP100(以下、GDTOP100)」に選出されています。これは、16市町村の広域連携による「農家民泊」の取り組みがグッドプラクティスストーリーとして評価されたことによるものです。
1998年の開始以来、延べ20万人の受入実績を誇るこの取り組みは、コロナ禍や高齢化といった逆風を乗り越え、Iターン者や新規就農者をも巻き込む地域文化へと深化を遂げてきました。農村の課題を観光の力で解決しようと奮闘してきたこの歩みが、サステナビリティと地域再生を両立させる理想的なモデルとして、国際的な認証に結びつきました。
「評価」を「事業」へ。「持続可能な観光地」の先進地として視察の受け入れを開始
リベルタは2023年度より、南信州観光公社とともに南信州の広域プロモーション強化のために、サステナブルツーリズム勉強会や国際指標の導入、GDTOP100エントリーに向けたアドバイスなど、多面的な支援を通じて本事業を推進してまいりました。
今回、2026年のGDTOP100における継続的なエントリー支援は、2025年版の選出に貢献したリベルタの専門性と、現場によりそいながら地域の強みを国際基準へと翻訳する「伴走型支援」が評価された結果と受け止めています。
実際に2025年版の選出が呼び水となり、2026年1月には他自治体からの視察を受け入れるなど、具体的な成果につながっています。これは、世界的な評価を起点に「視察」という新たな観光価値が生まれ、持続可能な地域経営の好循環が始まっていることを示す象徴的な動きです。

1月の視察受入の様子
2年連続のGDTOP100選出を目指す2026年度は、地域間の連携強化やプレゼンテーション技術の向上、さらなる視察受け入れ強化に注力します。
リベルタは地域資源のさらなる磨き上げを通じて南信州の観光振興に貢献するとともに、地域経済の活性化を力強くけん引してまいります。
▼株式会社南信州観光公社 地域振興事業部次長 佃賢次氏のコメント
GDTOP100の取り組み当初は、自治体や観光協会の方々へ制度の意義を説明する必要がありました。南信州の暮らしは元々サステナブルであり、様々な生活体験としてすでに地域に根付いています。「南信州はすでに持続可能な旅行目的地である」という地域内の意識醸成や、広域で観光振興していくためのブランディングにGDTOP100を活用しようと、エントリーを進めてきました。リベルタの林さんには、こうした現場の状況を踏まえ、噛み砕いた説明等で粘り強く伴走していただきました。2026年エントリーに向けても、これまでと同様に、実装を見据えたサポートをお願いいたします。
▼視察に訪れた、比企アドベンチャーツーリズムDMC協議会 事業責任者 梅原学氏のコメント
視察先を検討する中で、リベルタの林さんから「広域で取り組むなら、ぜひ! 」と勧められたのが南信州でした。南信州を視察し、地域の自然や暮らしの価値を「体験」として届けるだけでなく、継続的な事業として運営していくための仕組みづくり・住民との関係づくりが丁寧に積み上げられていることを実感しました。関係者間の役割整理、受入の基準づくり、品質・安全への配慮、現場の運営を支える体制など、目に見えない部分こそが信頼と再訪につながっていると感じます。また、GDTOP100の2025年選出地域であることも決め手でした。今回の学びを、我々埼玉県比企・越生地域の実情に合わせて応用し、持続可能な形で価値を高めていきたいです。
▼リベルタ株式会社 執行役員COO事業開発本部長 林美希子のコメント
南信州は、「農家民泊」が観光、特に教育旅行のスタンダードになる以前から、南信州観光公社と農家の皆さんが連携し、人を迎え入れてきた先進地です。私自身、高校時代の修学旅行を思い返すと、その発想の転換に今もあらためて驚かされます。
GDTOP100は到達点ではなく、地域の価値を次の行動へと動かすための明確なスタート地点です。南信州では、広域での連携体制や視察受入の経験が既に蓄積されており、「選ばれた後、どう実装するか」という具体像も見えていました。2025年版への選出は、その実装フェーズへ踏み出す力を与えてくれた大きな一歩だと感じています。これからも地域に寄り添いながら、農業を土台に観光の力で課題に向き合う地域間のネットワークを南信州から広げていきたいと考えています。
【株式会社南信州観光公社について】
2001年に設立された、体験型観光による地域振興を目指した第3セクターの株式会社です。長野県南部の下伊那14市町村、上伊那1村と民間企業・団体が参画し、南信州の自然や産業、生活、文化、スポーツ等に関する200種類近くに及ぶ本物志向の体験プログラムを提供しています。小中高生の修学旅行やグループ団体旅行、企業・組織向けの研修プログラムの開発も手がけています。
2017年には「南信州農家民泊」が「COOL JAPAN AWARD 2017」を受賞。海外旅行者も訪れる観光地として注目されています。
【リベルタ株式会社について】
ツーリズムを通じたまちづくりの実行支援パートナーとして、地域に眠る資源を固有の価値として磨き上げ、ツアー造成からガイド育成、多言語対応、デジタルプロモーションまで、一気通貫の支援体制を強みとしています。これまでに全国100以上の行政・DMOとの協働実績を有しており、「アドベンチャーツーリズム」「サステナブルツーリズム」「コミュニティベースドツーリズム」「防災ツーリズム」など、多様な旅のあり方を形にしてきました。
地域が直面する社会課題とツーリズムをどう結びつけていくのか、その戦略設計から現場実装まで、ともに歩む伴走型パートナーとして、インバウンド・アウトバウンド双方の課題解決に取り組んでいます。
代表取締役:澤野 啓次郎
所在地:東京都新宿区南町15-206
設立:2014年6月
登録:東京都知事登録旅行業2-7699号
所属:一般社団法人 日本旅行業協会 正会員
ATTA(Adventure Travel Trade Association)ビジネスメンバー
事業内容:
・ツーリズムの体験の力で地域活性:ツーリズム事業(海外向け日本ツアーの企画販売)
・地域づくりの専門知と人間力で地域活性:地域開発(ツアー造成やガイド育成、海外PRによる国内デスティネーション開発)
・クリエイティブの伝える力とテクノロジーの増幅の力で地域活性:IT事業
https://creative.liberta-inc.com/
■地域事業開発に関するお問い合わせ
事業開発本部 林
mikiko@heartlandjapan.com
Tel.090-8013-6611(直通)


