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対応する、しないに代わる第3の選択肢は「流す」。DMO、サプライヤーの煩雑な海外対応は、まるごとプロに「流して任せる」。激増する訪日客を手間なく地域誘客する一手に。

訪日対応代行サービス「新規顧客紹介制度」は、地域に来た問合せの対応をバイリンガルの旅行業務のプロフェッショナルに丸ぶりし、地域誘客につなげることができ、さらに顧客紹介料も受け取ることができるスキーム。地域プレーヤーが無理なく訪日客の受入を増やせることを目指します。行き場のなかった海外からのリクエストを、プロに「流して任せる」制度として今後全国に展開します。最終的なゴールは地域活性。海外と地域の橋渡し役として、ハートランド・ジャパンは地域の実情に寄り添った誘客と受入の仕組みを提供し、地域の価値を世界に伝承していきます。

ハートランド・ジャパン(リベルタ株式会社)(本社:東京都新宿区、代表取締役:澤野 啓次郎、以降ハートランド・ジャパン)は、地域パートナー制度(地域プレーヤーの訪日客受入を支援する訪日対応代行サービス:主に欧米豪を対象)の一環として、この度、「新規顧客紹介制度」を開始しました。地域の観光協会やDMO、宿泊施設、体験サプライヤーなどが抱える受入の課題を解決し、地域誘客を促進すると同時に、訪日顧客との契約が成立した際に紹介料(※1)を見返りとして還元するスキームとして展開します。

※1:紹介料の対象はハートランド・ジャパンにとって新規の顧客の場合

日本では、観光地域づくりの司令塔として観光地域づくり法人:DMO(Destination Management/Marketing Organization)の登録制度を2015年に発足。以降、登録は急速に増え、現在では登録DMO(※2)は301件に及んでいます。

※2:登録DMO:「広域連携DMO」10件、「地域連携DMO」114件、「地域DMO」177件の計301件(令和6年4月26日時点)が登録

 出典:観光地域づくり法人一覧(観光庁)

https://www.mlit.go.jp/kankocho/seisaku_seido/dmo/ichiran.html

コロナ後、インバウンド客が急激に増えるにつれ、DMOや観光協会、サプライヤーなどの地域プレーヤーが抱える課題がより浮き彫りになってきています。その一つが「海外からの問合せがWEBサイトなどを経由して来るようになったのだが、捌くことができないため機会損失につながっている」という課題です。実際に「問合せが来たが手配などの対応ができないのでやむを得ずお断りした」というケースが散見されるなど、地域のインバウンド受入環境の整備は今、曲がり角にきています。

 DMOなど地域のインバウンド受入の課題は、以下のように整理することができます。

  1. 人手不足の課題:問合せに対応できるだけのスタッフの数が足りない
  2. 外国語対応の課題:外国語に対応できるスタッフがいない
  3. 旅行業法の課題:旅行業登録をしていないため旅行サービスを提供できない(公共交通機関や宿泊施設などの手配は旅行業法に抵触)。あるいは所持する旅行業種別で実施できる業務範囲を越えたリクエストが多いため、十分な対応ができない
  4. 海外商取引の課題:海外との商取引や異文化に慣れていないため外国人の応対が不安
  5. 財源確保の課題:DMOとしての活動を活発化したいが運営のための財源確保に苦労している
  6. 対応エリアの課題:地元地域であれば応対が可能だが、海外からのリクエストはエリアが日本全国広範囲に及ぶためカバーできない
  7. ランオペ不在の課題:地元に海外顧客を扱えるランドオペレーターがいない。外国語のガイドもいない

ハートランド・ジャパンは、この度、これらの地域の課題を解決すべく、まず「新規顧客紹介制度」のスキームを用意。地域の受入の課題を同社が肩代わりして解決することで更なる地域誘客を促進。地域に外貨を還元していく方針です。

 まず地域プレーヤーのところに来た海外からの問合せについては、その問合せをパートナーランドオペレーターであるハートランド・ジャパンに連携(転送)。その案件に対する対応はハートランド・ジャパンのオペレーションチームが行い、その地域への誘客を図るべく顧客対応を執行(代行)します。その案件が成約に至った場合は、ハートランド・ジャパンが取り扱ったその訪日旅行全体の総額の2.5%〜0.75%(取扱高によって料率は変動)を、紹介元であるDMOや地域サプライヤーに顧客紹介料として還元するスキームとなっています。

 例として、仮に230万円の案件(リベルタの取扱う顧客の平均単価=2023年度実績)が成約に至った場合、1.25%の料率で28,750円が紹介元であるDMOに支払われる換算になります。地域プレーヤーは労することなく、問合せをハートランド・ジャパンに連携するだけで実入りを得ることができ、地域への誘客もできることになります。

 欧米顧客の取扱いに慣れ、2023年度は13万5,000人泊/年の外国人延べ宿泊者数という取扱い実績があるランドオペレーター、ハートランド・ジャパンが煩雑なデスク業務(旅程作成、見積り作成、提案、手配、旅行代金の収受、保険などの複雑な海外とのやりとり)を代行することで、DMOは人材不足、外国語対応、旅行業の範囲、国際取引などの課題を解決しつつ、安心して地域誘客を図ることができます。さらに紹介料を見返りとして受け取ることができるため、組織運営の財源確保にも役立てることができる仕組みとなっています。完全成功報酬型の紹介制度であり、費用(初期費用やランニング費用など)が発生する訳ではないのでリスクは一切ありません。また独占契約などの縛りがかかるものでもありませんので、海外対応の選択肢の一つとして自由に手軽にこのスキームを活用することができます。

 地域プレーヤーから転送された海外からの問合せ内容に基き、ハートランド・ジャパンがその地域を周遊するプランを織り交ぜて顧客に提案。結果的にその地域に顧客を来訪させることになるので、宿泊施設、食堂、温泉、ガイド、アクティビティを通じて、外貨を地域に循環させることにつながります。

 なお、DMOがその地域の旅程プランニングや手配などの旅行業務も行える場合は、その旅行業務をハートランド・ジャパンがDMOに委託する取組みもすでに行っています。その場合は、ハートランド・ジャパンが獲得した顧客の応対にかかる支援を地域のDMOに依頼。オペレーション業務(現地の旅程作成や手配など)の対価として、DMOが提示する見積額(卸値)に応じた委託料を支払い、地域に外貨を還元するコラボレーションです。すでに契約締結済みのDMOではこのパートナーシップにより、海外からの顧客誘致に成功しています。

 今後ハートランド・ジャパンでは、こうした「海外取引支援」と「相互送客」の仕組みを各地域で展開し、有名観光地ではない地域への誘客を図り、ゴールデンルート偏重のインバウンド市場に風穴を開けていく予定です。

 なお、すでに当契約の締結を完了している先は以下の通りです(一部)。

<地域連携DMO>

・一般社団法人 長野伊那谷観光局(長野県)

・一般社団法人 豊の国千年ロマン観光圏(大分県)

・一般社団法人 東紀州地域振興公社(三重県)

<地域サプライヤー>

・トレイルカッター(長野県・MTB)

<海外レップ>

・TenmaTabi Japan(アメリカ)

・Japan Communications Limited(カナダ)

今後、DMO、観光協会、行政機関、サプライヤー、宿泊施設、海外レップなどとの連携を広げ、地域への誘客を連帯して実現していきます。

日本のインバウンド受入については未だ多くの課題があります。観光協会は自らの自治体の境界線の中に閉じているため、その課題解決を図るべくDMOが設立されていますが、それでもなお特定のエリアに閉じてしまっています。一方で海外から訪れる訪日客は、日本全国を股に掛けて広域に移動する旅程を望んでおり、そこに需給のミスマッチが見られます。こうした訪日客受入の地域課題を、バイリンガルのスタッフを全国に擁し、ランドオペレーターとして日本全土をカバーするハートランド・ジャパンが側面から支援し解決することで、さらなる地域誘客を促進。インバウンドのゴールデンルート一極集中の課題を打ち破るものとして期待されます。

 今後の展開としては、この新規顧客紹介制度に加え、地域サプレーヤーなどの商品を組み合わせたツアーの販売主体となって海外に販売することや、海外からの各種問合せ対応や手配業務などをDMOの黒子として支援するデスク代行サービス、トラベルエキスポなどの外国語による商談支援なども行います。こうした活動を通じて、地域プレーヤーと連帯し二人三脚で地域誘客を促進していく方針です。

 今回は手始めに、地域側で対応が難しい海外の顧客を捌く業務を旅行業取扱いのプロフェッショナルであるハートランド・ジャパンに委託でき、対価も受け取ることができる仕組みとして運用を開始。連携先を順次拡大することで地域の価値を世界を巻き込んで変えることに挑戦します。

 ハートランド・ジャパンは、顧客、DMO、地域にとってよりよい地域受入の体制づくりに注力し、世界に開かれた新しい地域社会を創造します。

[企業情報]

商号:リベルタ株式会社(ハートランド・ジャパン)

代表取締役:澤野 啓次郎   

設立:2014年6月

所在地:東京都新宿区南町15-206

登録:東京都知事登録旅行業2-7699号

所属:一般社団法人 日本旅行業協会 正会員

   ATTA(Adventure Travel Trade Association)ビジネスメンバー

事業内容:

インバウンドトラベル事業「ハートランド・ジャパン」の運営(海外事業)

https://heartlandjapan.com/

体験コンテンツ/ツアー造成や調査・海外PRを展開する地域開発事業(国内事業)

https://heartlandjapan.jp/

教育旅行を主とした農泊事業(鹿児島)

https://farmstay.heartlandjapan.com/

地域クリエイターネットワークによるクリエイティブ事業

https://creative.liberta-inc.com/

販売チャネル:

海外ニュースレター購読者数:7,006通(英語)

ソーシャルメディア:

YouTube

https://www.youtube.com/@heartlandjapan

Facebook(英語)

https://www.facebook.com/HeartlandJapan

Facebook(日本語)

https://www.facebook.com/HeartlandJapan.jp

LinkedIn(英語)

https://www.linkedin.com/company/66698910

「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコ世界遺産に登録されている熊野古道。その雄大な姿を巡るべく、弊社では熊野古道伊勢路巡礼ウォーキングツアーを提供しています。

伊勢路は伊勢神宮と熊野三山の聖地を結ぶルート。道の途中で出合う海沿いに面した漁村集落の暮らしぶりに触れながら、馬越峠や松本峠など変化に富んだ景観に身を委ねると、疲れより感動が勝るほど神秘的で大地のたくましい姿を目の当たりにすることができます。

実は伊勢路の難易度が決して高くないため、ビギナーからエキスパートまでその魅力に触れることが可能。長い間紡いできた深い森の鼓動に耳を傾けながら、神聖たるスポットを歩くことができます。

石畳の美しさが最も長く続くこの道で、古より続く聖地巡礼を身近に感じることができるのも魅力のひとつです。

詳細は掲載ページから

https://www.outdoorjapan.com/activities/outdoors-mountain-sports/hiking-in-japan/kumano-path-less-traveled-iseji-trail/

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「欧米x田舎」に特化したアドベンチャートラベル事業は、国の「観光立国推進基本計画」目標値を大きく上回る380%を達成。オーバーツーリズム解消のヒントは地方をフィールドにした“脱表面観光” にあり。

~コロナ禍の3年間をはさみ7年。欧米のアドベンチャートラベル層をターゲットとし、地方に誘客。2023年度13万5千人泊達成は日本の外国人延べ宿泊者数の0.12%に相当~

欧米顧客を地方に誘客することで地域活性化に取り組むベンチャー企業、リベルタ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:澤野 啓次郎、以下、リベルタ)が提供するインバウンドトラベル事業「ハートランド・ジャパン」。2023年度(2023年6月〜2024年5月)の取り扱い実績をまとめたところ、外国人のべ宿泊者数約13万5千人泊、訪日外国人旅行消費額単価では約76万円/人(1日当たり約6万円/人)、東京・富士山・京都などゴールデンルートと呼ばれる定番地域以外の地方部宿泊数は平均4泊と、観光庁による第4次観光立国推進基本計画が掲げる目標値を大きく上回る結果となりました。また、観光庁が発表した2023年の訪日外国人の平均泊数が6.9 泊であるのに対しては12泊と、2倍近く上回る結果となりました。

取り扱い顧客はすべてが欧米諸国で、定番ルートにプラスアルファで田舎体験を組み合わせる旅の設計が評価されていることがわかりました。混雑を回避したい顧客層を知られざる地域に誘客する取り組みが、今後オーバーツーリズム解消の糸口になる可能性も示唆する内容となりました。

 「欧米人を地方に誘客すること」がハートランド・ジャパンのミッション。定番ルートに代わる新たな行き先をアクティブな体験として欧米人に提供することで、オーバーツーリズムの課題解決にも一役買う取り組みを2017年から行っています。

 そのハートランド・ジャパンが提供する旅のスタイルは“挑戦”と“貢献”がキーワードのアドベンチャースタイル。物見遊山型でも、上げ膳据え膳型でもなく、旅行者にはちょっとした「挑戦」(チャレンジ)の機会を提供することによって達成感を感じてもらい満足感を高めています。

 また、地域がどのような課題に直面していて、その体験がどのように地域へ「貢献」するのかについても語ることで、自分が地域に貢献している実感も感じてもらいます。これまでの「SNS映え」や「爆買い」などの「表面観光」とは一線を画す、能動的に旅を経験させるプランが海外顧客から支持されています。

当サービスを提供するリベルタ株式会社にとってインバウンドトラベル事業はあくまでも手段。“外国人の方が日本のいいところをたくさん見つけてくれる” この原理を用いてハートランド・ジャパンは、海外から来た旅行者に日本の知られざる地域を評価してもらうことで、そこに住まう生活者自身に地元の魅力に気づいてもらい、旅行者と地元民が共に地域文化を継承する、新たな地方創生モデルを目指しています。旅行事業は、それを実現するための1つのスキーム。日本人とはまったく違ったモノの見方をする欧米人の価値観を地域に持ち込んで有効活用することが、新しい地域活性のあり方というコンセプトの下、インバウンド旅行事業を拡大しています。

ハートランド・ジャパンは2017年に立ち上げ、準備期間を経て2018年より旅行サービスを開始。ターゲットを欧米豪のアクティブ層に据え、地方誘客に取り組む新規事業としてスタートしています。2018年から世界的なアドベンチャートラベルの業界コミュニティ(ATTA)のメンバーとなり、国内では先駆的にアドベンチャートラベル市場の開拓に励み実績を積んできました。

 特に一般的な観光地ではなく秘境を目指すアドベンチャートラベルの志向性を持つ顧客と親和性がある、日本の奥地をフィールドとしたディープな体験プランが欧米の旅行者から評価されています。2024年現在、インバウンド部門では多言語に対応する登録ツアーガイド約800名、地域スタッフ25名を擁し、ゴールデンルートの大都市ではない地方誘客にこだわり独自のツアーを開発、海外の販路開拓に成功しています。実施するツアーは全国に渡り、本州はもちろん、北海道から四国、九州、沖縄までをカバーしています。

ハートランド・ジャパンの強みは日本の田舎体験。日本の豊かな自然をハイキングやサイクリングなどアウトドア・アクティビティを通じて体験できることや、伝統工芸、伝統芸能、郷土料理に触れる異文化体験、住民との対話による地域への没入など、いずれもその土地ならでの歴史、文化、暮らしぶりをディープに感じることができる点を強みとしています。既存の旅行形態がクルーズ船やバス観光などマスツーリズムと言われる大量販売、大量消費であるのに対し、ハートランド・ジャパンは、スモールグループ(少人数グループ)とFIT(個人)にターゲットを絞っており、その点が欧米顧客に評価されているポイントのひとつとなっています。

もっとも大切にしていることは、地域資源の「再発見」とその「継承」。これまで観光資源と見なされて来なかったモノやコトを、国際的な見地に立って発掘し、プランを作り、旅の経験価値として共感してもらうことで、地域の伝統を次世代に継承することを図っています。旅行商品が売れて満足するのではなく、あくまでもそのゴールは地域伝統の次世代への継承。インバウンド旅行者を地域に連れて来ることで交流人口を国際規模で増やし、地域の魅力の再発見と伝統の継承までを実現してこそミッションを達成できると考えています。

地域資源とは、禅や山岳信仰など古来の日本の「精神文化」、地域の至るところに残る「古道」、収穫を祈願する神楽や地歌舞伎、人形浄瑠璃などの「伝統芸能」、いもきりやうずめ飯、朴葉ずしなどの「郷土料理」など、日本の若者たちの興味関心とは縁遠い資源が多いのが特徴。大都市のシティライフやポップカルチャーとは一線を画した地域ならではの資源開発が欧米層には刺さると、その渋さに着目しています。「その資源は日本という国の何を代弁しているのか?」を重要視。一見古臭いと思われる地域資源は、「オーセンティシティ」(商業観光臭さのないホンモノの日本)を感じさせ、雄弁に日本らしさを語るため、知的好奇心が旺盛な欧米旅行者に興味を持たれる傾向があります。その価値観は現代日本人とは異なっており、ハートランド・ジャパンでは、そのカルチャーギャップをテコの原理として地域振興に役立てることが次世代型の地方創生モデルになると考えています。

満足度を高めるカギとなるのは「自然」「文化」「ふれあい」。地域の自然をウォーキングやサイクリングなどの身体活動によりアクティブに感じ取ってもらうことと、地域の歴史や文化を体験を通じて取り込んでもらうこと。そして地域で忘れ去られようとしている暮らしぶり、地域伝統の消滅など、過疎地域が抱える社会課題のありのままを、地域住民とふれあい対話することで旅行者に知ってもらい、旅の経験自体がその課題解決の一助となっていると感じられるよう工夫することも醍醐味として提供しています。

 旅を通じて地域社会に貢献する志向性は欧米では進んでおり、旅行者の精神的な満足感を高めるメリットもあるため、地元と旅行者の双方にとって価値が生まれる一石二鳥の旅行スタイルとなっています。こうした新しいインバウンドのあり方が、過疎化によって失われつつある地域の価値をグローバルな規模で次世代に継承することにつながるとハートランド・ジャパンでは考えています。

当社ではそうしたビジョンに基き提供してきたインバウンドトラべル事業における2023年度の実績をまとめましたので、その一部をご紹介いたします。

国の「訪日外国人旅行消費額単価」目標に対して当社実績380%達成! 「訪日外国人旅行者1人当たり地方部宿泊数」では200%を達成!

秘訣は表面観光ではなく地域への没入

観光立国推進基本法に基づき令和5年3月31日に閣議決定した「観光立国推進基本計画(※1)」において、訪日外国人旅行消費額単価の目標値が1人当たり200,000円と掲げられるなか、当社実績では1人当たり758,981円、達成率にして380%となりました。また、訪日外国人旅行者1人当たり地方部宿泊数では目標値2泊のところ、当社実績は4泊と達成率200%、いずれも大幅に上回る結果となっています。

 当社が取り扱った訪日客を国別で見ると、1位:デンマーク、2位:アメリカ、3位:オーストラリア、4位:ドイツ、5位:ニュージーランド、6位:スイス、7位:カナダと、欧米諸国が占めており、背景として当社の提供する旅が欧米で人気のアドベンチャートラベルの顧客層の志向性に基く、高付加価値の地域没入型プランであることがニーズに応えた形です。

ツアーの平均グループ単価は2,333,163円、1日あたりの旅行単価については1人1日あたり59,977円となり、円安の影響もあり高単価で顧客を獲得できていることが見受けられます。

 また観光庁の「訪日外国人の消費動向 訪日外国人消費動向調査結果及び分析 2023年年次報告書(※2)」によると、観光・レジャー目的で訪れた訪日外国人の平均泊数が6.9 泊であるのに対し12泊と174%上回る結果となりました。さらに1回の訪日で29泊30日する顧客もいたり、全54本の実施ツアーのうち10泊以上の長期周遊ツアーが7割にのぼったりするなど、欧米顧客の長期滞在の傾向が見受けられる結果となりました。さらに2週間で1,000万円を支払って各地を周遊したラグジュアリー層のカップルも。日本のインバウンド市場は、東アジアだけでなく欧米豪に、「安近短」だけでなく「高遠長」の時代に入り、円安や日本行きの世界的なブームがその傾向を後押ししていることが見受けられました。

さらに、観光庁が発表した令和5年(2023年)の宿泊旅行統計調査による「外国人延べ宿泊数(※3)」が1億1,434万人泊に対して、当社では134,829人泊と、シェアにして0.12%に相当します。なお、次年度の販売は2023年度をさらに上回る見込みですが、ゴールデンルート以外の地方滞在比率を当社では最重要KPIとし33.3%(平均宿泊数12泊のうち4泊が地方)の実績を、2024年度にはさらに拡大することを目指しています。

当社は2014年6月の創業以来、一貫して地域固有の眠れる価値を発掘し世界規模で伝承することをミッションに事業を展開してまいりました。地元に住まう人こそがもっともその土地を知っている点に着目し、地元スタッフの雇用を拡大。地域資源の調査から、体験プログラム造成、旅程作成、販売、手配、催行、ガイドまで一気通貫に実施できる体制を整備するなど、地域の資源を世界に発信し誘客まで一貫して行える新しい地域のあり方を実現しています。

(※1)出典:観光立国推進基本計画(観光庁)

https://www.mlit.go.jp/kankocho/seisaku_seido/kihonkeikaku.html

(※2)出典:「訪日外国人の消費動向 訪日外国人消費動向調査結果及び分析 2023年年次報告書」(観光庁)

https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001742979.pdf

(※3)出典:宿泊旅行統計調査(観光庁)

https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001732306.pdf

私たちは引き続き、地元と旅行者の双方にとって価値が生まれるサステナブルなツアーを企画・提供し、地域の活性化に尽力してまいります。

[企業情報]

商号:リベルタ株式会社

代表取締役:澤野 啓次郎   

設立:2014年6月

所在地:東京都新宿区南町15-206

登録:東京都知事登録旅行業2-7699号

所属:一般社団法人 日本旅行業協会 正会員

   ATTA(Adventure Travel Trade Association)ビジネスメンバー

事業内容:

インバウンドトラベル事業「ハートランド・ジャパン」の運営(海外事業)

https://heartlandjapan.com/

体験コンテンツ/ツアー造成や調査・海外PRを展開する地域開発事業(国内事業)

https://heartlandjapan.jp/

教育旅行を主とした農泊事業(鹿児島)

https://farmstay.heartlandjapan.com/

地域クリエイターネットワークによるクリエイティブ事業

https://creative.liberta-inc.com/

販売チャネル:

海外ニュースレター購読者数:7,006通(英語)

ソーシャルメディア:

YouTube

https://www.youtube.com/@heartlandjapan

Facebook(英語)

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Facebook(日本語)

https://www.facebook.com/HeartlandJapan.jp

LinkedIn(英語)

https://www.linkedin.com/company/66698910

本件に関するお問合せ:

info@heartlandjapan.com

03-6265-3294(広報担当:渡辺)

大人の旅をコンセプトとした定期購読誌『ノジュール』(JTBパブリッシング)の「世界が注目するニッポンの道」特集

当社ハートランド・ジャパン(リベルタ株式会社)の代表・澤野啓次郎が、
大人の定期購読誌「ノジュール」(JTBパブリッシング)の
大特集への企画のお手伝いをさせていただき、
またその内容がインタビュー記事として掲載されました。

特集のテーマは「世界が注目するニッポンの道」

外国人目線で日本の街道の魅力を伝えたい、というお題を受け、
古道歩きの魅力についてお話させていただくに至りました。

これはまさに私たちがハートランド・ジャパンが日頃やっている事なので、
それがその概念そのままに特集記事になるということでスタッフ一同の大変な喜びとなりました。

62Pに及ぶ大特集の中で澤野のインタビューが4P。

中山道をはじめ、東海道、熊野古道伊勢路、
みちのく潮風トレイル、鯖街道、国東半島峰道ロングトレイル、そしてあの萩往還まで。

また私たちハートランド・ジャパンが日頃お世話になっている友人ガイドの方々の掲載までいただき、
古道で人と人がつながること喜びを誌面を通じて感じることができました。
本当にうれしいことです。

私たちは、こうした「古道」という地域資源をもっと我々やもっと若い世代の人たちがクールな文化だと思って歩いて欲しいと思っています。
私たちの顧客である欧米人にとって歩き旅は、クールな文化です。
その価値観を逆輸入をすれば日本人がもっと地域の古道という資源に目を向けて、その保全や継承にも目を向けるようになると思っています。
それが私たちらしい世界視点での地域活性アプローチです。

今後も古道を活用した世界視点での地域活性に取り組んでまいります!
一緒に歩きましょう!

■ 50代からの旅と暮らし発見マガジン「ノジュール」
「ノジュール」(JTB パブリッシング):https://www.nodule.jp/

■ 弊社インバウンド事業(東京都知事登録旅行業2-7699号)のブランド

地域開発部サイト(日本語)
Heartland Japan(ハートランド ジャパン):https://heartlandjapan.jp/

ツアー販売サイト(英語)
Heartland Japan(ハートランド ジャパン):https://heartlandjapan.com/

1月21日瀬戸内海国立公園シリーズ全15本の動画をユーチューブに公開しました。

 

弊社では、クリエイティブの制作事業のほか、インバウンドの旅行業(トラベル)、農泊事業も営んでおります。世界に日本の魅力を伝え、体験として味わってもらうために、今後もクリエイティブとトラベル、農泊の融合を加速してまいります。

 

その一環として現在動画制作とソーシャルメディアやニュースレターを使ったその情報発信に力を入れております。

 

今回のテーマは「せとうち」です。

 

瀬戸内海(せとうち)はあまり意識されていませんが、日本で最初、かつ最大の国立公園「瀬戸内海国立公園」です。日本では国立公園の価値・威厳はさほどでもないですが、アメリカなどの諸国ではとても大事に、そして厳しくその自然が保護されており、その人々の間でのその価値が非常に高いものです。

 

せとうちの価値は、実に多くのものがありますが、今後世界にアピールしていくための方策はいつくかあると考えています。

 

<コンテンツ>

・日本の歴史の縮図

古代の神武東遷、源平合戦、戦国時代、朝鮮通信使、村上海賊、江戸時代の北前船、明治維新、日露戦争、第二次世界大戦、高度経済成長、スローライフ・・・など、せとうち にくればその日本の歴史の変遷を全て垣間見ることができます。

 

 

 

・スローライフ

せとうちにはスローな時間が流れています。あくせくせず、ほどよく暮らすという言葉ぴったりな人々の心が息づいています。

 

 

・ネイチャー

スナメリ、カブトガニ、干潟、渡り鳥の交差点など、ワイルドライフとネイチャーの資源が豊富です。またサイクリングロードに加え、湾岸沿いにはトレイルも整備されており、山歩きが好きな人にもはまってきます。

 

 

・アート

直島は名指しでリクエストが来るほど現代アートで知られる島です。このほかにも、犬島や宇部ビエンナーレなどの現代アートの資源がありますし、備前焼、宮本武蔵(武道家、思想家、水墨画のアーティスト)、岡山城、吹屋のべんがらの街並み、竹原の歴史的街並み、広島城、錦帯橋、柳井の歴史的街並みなど、日本の伝統的なアート資源も豊富です。

 

 

この度、弊社ではそのようなせとうち(瀬戸内海国立公園)の資源を世界にアピールするための動画を製作しました。

 

弊社では今後もこうした知られざる日本の宝を掘り起こして、日本をはじめとする世界にその魅力を発信してまいります。

 

ぜひチャンネル登録もしてください。

 

  1. くじら島クルーズ&グランピング(岡山県)

https://youtu.be/YfppqQ84h8o

 

  1. 牛窓でのシーカヤック(岡山県)

https://youtu.be/-LBVqabzHq0

 

  1. 美作の宮本武蔵の故郷での武道体験(岡山県)

https://youtu.be/kp029qPLnig

 

  1. 岡山城を川から愉しむリバーカヤック(岡山県)

https://youtu.be/kmprk7Z1DPs

 

  1. 竹原の歴史的街並みのウォーキング

https://youtu.be/GfAXueHRiPg

 

  1. せとうちのスローな時間を体現する江田島でのショートホームステイ(広島県)

https://youtu.be/GizfIb3ytWM

 

  1. とびしま海道の7つの島をめぐるサイクリング(広島県)

https://youtu.be/6USfLllzr6Y

 

  1. とびしま海道の島々の個性をウォーキングでめぐる(広島県)

https://youtu.be/rZfTctDXrW0

 

 

  1. 原爆前と後の街の水の都広島のストーリーをSUPで体感(広島県)

https://youtu.be/wyaDE4KhJQ8

 

  1. 維新の志士達が駆け抜けた萩往還のウォーキング(山口県)

https://youtu.be/Jn6ywKSJNvU

 

  1. 世界最大のニホンアワサンゴの群生地周防大島でのシーカヤック(山口県)

https://youtu.be/GAPeBTiijrY

 

  1. 1200年以上続く日本の宮廷音楽雅楽を宇部のビーチで(山口県)

https://youtu.be/Oex06DJKQbA

 

  1. 観光地ではない宇部の知られざるネイチャー資源

きらら浜とキワラビーチ の2つのビーチのコントラストを

バードウォッチング と干潟ウォーキングで愉しむ(山口県)

https://youtu.be/HM9kWjiTpVM

 

  1. 海の恵み秋吉台のカルスト台地をサイクリングで疾走(山口県)

https://youtu.be/U7J02M2Vlhk

 

  1. 国内最大級の鍾乳洞秋芳洞のケービング(山口県)

https://youtu.be/lLf6qIxNvnI

 

日本人でも知らない日本。日本人にはどんどん忘れ去られようとしている地域資源。日本人には価値が見過ごされているもったいない資源。日本人よりも外国人の方がその価値に気づき喜んでくれるという現実。

 

こうした世界と日本のギャップ(垣根、文化の谷)を、今後もどんどん壊し、日本人も外国人も隔てなく、この日本の個性溢れる地域を愛する社会を創ってまいります。

 

前回大変好評を頂いたスタートアップ企業とフリーランサー・複業ワーカーのミートアップイベントの第2弾になります。

東京近郊に御在住の方、また都内に出張のご予定のある方は、ぜひお越しいただければと存じます。

申込はになります!
https://any-crew-002.peatix.com/

弊社の事業の性質上、多くのクリエイターの方の力を必要としておりますので、多くの当日フリーランス、副業ワーカーの方々と巡り会いたいと思っておりますので、当日お目にかかれることを楽しみにしております!

〇弊社事業内容〇
1. 制作事業(各種クリエイティブ、マルチリンガルコンテンツ、SNS運用、イベントなど…)
2. インバウンドトラベル事業(欧米向け体験型ツアー、地方誘客コンサルティングなど…)

〇イベント概要〇
日時 :5/22(水)19:00 – 21:15
場所 :オープンネットワークスペース 代官山
    代官山駅 徒歩5分 / 恵比寿駅 徒歩10分
参加費:無料
申込 :https://any-crew-002.peatix.com/

〇対象〇
1.スタートアップ企業で働きたいフリーランサーや複業ワーカー
2.フリーランサーや複業ワーカーを探しているスタートアップ企業
※競合・同業の企業さまのご参加はお断りさせて頂く可能性がある旨ご了承ください
※募集定員に達した場合は抽選での参加可否判断とさせて頂く可能性がございます

〇タイムテーブル〇
19:00 会場・受付開始
19:30 開会挨拶
19:40 ネットワーキング
20:00 Lightning Talk
20:30 ネットワーキング
21:15 閉会

〇登壇者〇
リベルタ株式会社
代表取締役 澤野啓次郎さま
ハートランド・ジャパンというインバウンド専門のトラベル事業を展開中。
また、制作会社として大手企業をクライアントに抱え、記事、映像、WEB、多言語コンテンツなどを提供しています。
https://liberta-inc.com/
https://heartlandjapan.com/
https://heartlandjapan.jp/ja

MyAlarm株式会社
取締役副社長 兼 COO 稲波寛和さま
「個をエンパワーメントする世界最大のクリエイター集団を目指す」エンタメスタートアップ。
投げ銭付きファンレターサービス、モーニングコールアプリの企画・開発を行っています。
https://myalarm.site/company/

ゲシピ株式会社
代表取締役 真鍋 拓也さま
eスポーツ学習動画サービスを運営中。10億人がオリンピックを目指す、そんな世界を作れたらきっと面白い。そう、eスポーツで。
https://gecipe.jp/

株式会社BOTANIC
代表取締役 田中 彰さま
花屋/フラワーテック企業として、店舗/ECで花・植物に関するサービスを提供してい
ます。
花の生産から販売までの課題を、合理的かつ創造的に解決し、これからの花卉産業をリードする会社を目指しています。
https://www.botanic.in/

*登壇者は随時追加予定です
*LightningTalk登壇希望の企業様は運営までご連絡ください

〇お申込みはこちらから(参加費無料)〇
https://any-crew-002.peatix.com/

〇主催企業について〇
エニィクルー株式会社はフリーランスや複業など個人で働く方と企業のマッチングプラットフォームを開発しています。
以下よりクローズドβ版の先行利用登録を受け付けておりますので、ご興味をお持ち頂けましたらぜひご登録ください。
https://app.any-crew.com

またFacebookのイベントページはこちらです。
https://www.facebook.com/events/366625530509198/

 

 

アウトドアアクティビティと田舎体験、地域の人との交流を売りにした海外の富裕層向けランドオペレーティングサービス(富裕層向けツアー催行)「Heartland JAPAN」(ハートランド・ジャパン)を手がけるリベルタ株式会社・代表の澤野啓次郎が、2018年6月1日の「The Japan Times」に掲載されました。

私たちは、日本の地方に色濃く残る「日本臭さ」を売りに、「本物の日本」を世界に伝える活動を行っています。

 

「Heartland JAPAN」(ハートランド・ジャパン)は、ゴールデンルートと言われるジェネラルな日本旅行ではなく、日本の地方の魅力を組み合わせることによって「本物の日本」を体験してもらうプログラムが特徴です。

 

具体的には、

1)地域の人たちとの出会い:酒蔵、醤油蔵、農家さん、漁師さん、どら焼き屋さん、神楽の道具を製作する工房などの見学……

2)アクティビティ:ウォーキング、ハイキング、バイキング、カヌーイング、漁船を使った遊覧、神楽鑑賞、漁師歌舞伎の鑑賞、焼物体験、温泉を使ったスチームクッキングの体験……

3)高品質のガイディング:日本の文化、歴史、日本人の暮らしぶりを正しく、ツアー参加者に伝え、顧客の知的好奇心を満たすこと

などが特徴です。

 

現在、英語圏の国に、ドイツ、オーストリアなどの西洋諸国を中心に、海外とのネットワーク作りに励んでいます。

 

日本の地域に外客を招き、新たな息吹を吹き込むことで、新しい世界に開かれた地域像を創り出すことが、私たちのミッションです。

 

私たちの夢は「日本の地方を世界ブランドにする」こと。イタリアのチンクエテッレのように、集落をパッケージングして、ブランディングして、世界に発信することで、その実現を図ります。

 

 

関連リンク:http://ur0.biz/Ko19