世界視点で見つめ直し地域の価値を転換する
10月2日、新事業創造プログラム「START UP DOJO UBE」が山口大学工学部にて開催され、代表の澤野啓次郎が基調講演をさせていただきました。
山口県宇部市にある山口大学工学部のキャンパス
会場となった研究棟には「志」の文字が
当日のフライヤー
生まれ育った須佐町は人口2600人。常に自分の町より大きな町に対する劣等感があった。世界と日本の田舎を結びつけることで価値を変えたいと語った
当日は40人超が来場。リベルタ株式会社が立ち上げたインバウンド観光ブランド「ハートランド・ジャパン」(Heartland JAPAN)の事業について語らせていただました。
潜在的な市場
1.すでに市場がある(欧米、豪)
-高単価
-顧客はコースを探している
2.健康と体験
-適度に運動したい(要調整=顧客はバカンスできている、年齢)
-体験型(体を動かす、体で感じる、記憶に残る体験)
3.ショボくても売り物にできる
-田舎は自然の宝庫=ウォーキングコースの宝庫
-ゆっくりと時間をかけて狭いエリアを周るので、
地域を通過点ではなく目的地にできる(素通りさせない)
-地域にしっかりとお金を落とさせることチャンスが多い
4.西洋人は、日本の田舎を「東洋の神秘」と感じてくれる
-日本人にはモテないけど、西洋人にはモテる
-ありのままの日本人の暮らしぶり。今あるものを伝える
-日本の田舎は「日本らしさ」「日本くささ」の宝庫
-知的好奇心(知りたい、知識を自慢したい、学びたい=精神的な豊かさ)
5.人との触れ合い
-参加者同士の連帯感(予めスクリーニングされた顧客層)
-日本のおばちゃん
など、従来とは違った地域の価値について言及させていただきました。
世界視点で考えれば地域のポテンシャルは無限
地域にはいいことだらけ
1.既存の施設への送客装置
-世界中の外貨を地域に流す
*観光スポット、飲食店、宿泊施設、体験を提供する事業者
2.現地事業者との連携
-世界中の外貨を地域に流す
*旅行会社、通訳ガイド
*ライター、カメラマン、ビデオグラファー、デザイナー
3.穴埋め効果
-シーズナリティ(閑散期)の課題解決
*GWやお盆休み、土日など日本の休日に左右されない集客
4.受け入れ側の負担はゼロ
-全国の通訳案内士(ガイド)をネットワーキング
*すでに30名以上が登録
という受け入れ側地域のメリットについても説明しました。
今後、国内でのツアー造成、そして海外での販路開拓に励んで参ります。
関連URL:
宇部市http://www.city.ube.yamaguchi.jp/houdou/sangyou_kigyou/h29/startupdojoube.html
山口銀行
https://www.yamaguchibank.co.jp/portal/news/2017/news_0901.pdf
株式会社Be win
http://be-win.co.jp/startupdojoube/
レポート:
01Booster
https://01booster.com/columns/blog/4087